オタクはドミニオンをやるなハトクラをやれ
この記事はボドゲ紹介アドベントカレンダー(http://www.adventar.org/calendars/1614)の12/5分の記事です。
(12/6アドレスが間違っていたので修正)
この記事ではドミニオンの基本的なルールをすでに知っているものとして書かせていただきます。
オタク向けデッキ育成型カードゲーム【ハートオブクラウン】のご紹介
(よく見たらプレミア価格ついてるので公式Twitterにでも再販のプレッシャーを掛けてください)
ドミニオンの悪口欠点
皆さんはドミニオンをプレイしていて「絵柄が可愛くねーなー。なんでこんなモンスターみたいなのやムキムキマッチョマンしかいねーんだよ」って思ったことはありませんか。
特にハーレムなんてひどいですよ。ハーレム行ってこんなモンスターばかり出てきたら金だけ払って帰って家でエロゲやるレベルでひどい。
(出典:ドミニオン 陰謀 ハーレム - らくらふとBlog)
実際にはドミニオンをそのままニトロプラスや東方絵に置き換えたものもあるのですが結局カードプールの問題で本家やるかってなってしまうのが関の山なんですよね。
そこで紹介するのがこちら、ドミニオンクローン系のゲームで最もシステム的に独自性が高い(と僕が信じている)ゲーム、ハートオブクラウンです。ドミニオンクローンには例えばたんとくおーれなど幾つか種類があるのですが、本稿では省かせていただきます。
ハトクラの特徴
まず絵がくっそかわいい。上段の絵は我々が擁立するべきお姫様です。このお姫様を女王にするために色々画策するわけですが、かわいい・・・可愛くない?メインのイラストレーターは世界樹の迷宮でおなじみのFLIPFLOPsさんです。
このお姫様、各プレイヤーが一枚ずつ擁立するのですが、各お姫様1枚しかなく、それぞれの効果が違うので展開によって、またお姫様への愛によって展開が変わっていきます。
(出典:ハートオブクラウン?Heart of Crown?)
今現在
と7種類出ていますが基本的にはフェアリーガーデンより前とフェアリーガーデンでカードのバランスが変わってくるので今から始めるならフェアリーガーデンから買い始めるのがいいのかな?基本カードはHeart of Crownとフェアリーガーデンのどちらかを買えばついてきます。
ドミニオンとの共通点は
- 捨て札をリシャッフルすることで新たなデッキとする拡大再生産を主眼においている
- スタート時のデッキが農村(銅貨)7枚と見習い侍女(劣化屋敷)3枚という構成
ドミニオンとの違い(こっちのほうが多いです)
- ゲームエンドのタイミングが山札枯れではない(厳密には山札枯れでも終了することはあるが滅多にない)
- 継承権(勝利点)カードがデッキに入っているだけでは得点にカウントされない
- アクションフェイズ→財宝フェイズのようにフェイズが別れていない(同一フェイズに行動カードと土地カードをプレイできる)
- お姫様を擁立することによってお姫様の効果を(継続的に)得ることができる
- 使わなかった行動カードをキープすることによって次のターン以降に利用できる
- サプライはランダムに選ばれた10種類*5枚のノーマルカードと2種類*2枚のレアカードを一つにしてシャッフルし、8種類のカードがマーケットに並ぶようにめくりる。つまりあるカードを確実に購入できるわけではない
などゲームのシステムは大きく違います。のでドミニオンプレーヤーはルールの把握は早いのですがかなりの違和感をもってプレイすることになるかもしれません。
ハトクラのシステム詳細
基本的にはドミニオンと同じようにお金を発生させてマーケットからカードを購入していくのですが、お姫様を擁立するときは挙動が異なります。
お姫様を擁立する際にはカードの購入はできず、お姫様とプレイエリアにある土地カード(財宝)をコストが大きい順に3枚移動させ、直轄地とします。これはデッキには入らなくなります。
このシステムが非情に良くできていて、農村を直轄地に置くと農村がデッキから消えて圧縮が行われるのでデッキが強くなるのですが、勝利点がマイナスになり、さらにキープと言った便利な行動ができなくなります。逆に都市や大都市といった高コストカードを直轄地に置くとデッキが弱体化される代わりにキープの自由度が高くなり、レアカードの購入に役立ちます。
またドミニオンと違い勝利点を購入するだけでは得点に含まれまず、直轄地にセットする必要があります。直轄地にセットする際にはカードの購入ができないので、金量の出るターンと出ないターンをうまく分けてセットしていく必要があります。
最終的に直轄地に20点以上到達したプレーヤーは戴冠式を宣言できます。そのプレーヤーの次のターンを迎えた際に20点以上特典しているプレーヤーがいない場合は勝者となり、他のプレーヤーが20点に到達した場合にはそれ以外のプレーヤーを脱落させて30店に最も先に到着したプレーヤーが勝者となります。
ドミニオンではいつゲームが終わるかわからないドキドキ感を味わえますが、ハトクラでは同一のゴールに向かってペース配分をしつついち早くゴールに辿り着くハラハラ感が味わえます。
まとめ
長々と書いてみましたが、結局このゲームのもっともいいところはキャラクターが可愛いところです。お姫様のカードの裏面にはプロフィールが載っていて、どの娘とどの娘が仲がいいとか姉妹だとか書いてあるので妄想もはかどります。オタクの皆さんは是非一つだけでもかってみてください。きっとこのゲームの可愛さによって隠された深いゲームシステムが垣間見えてくると思います。
最後に好きなカードを紹介して筆をおろしたいと思います。貴重な時間をこの駄文に使っていただきありがとうございました。
シャリファたそ
(引用:【特別編】「ゲームマーケット2016春」の戦利品 - あるネットゲーマーの日常)
見習い侍女
(引用:http://hatokura.flipflops.jp/about)
見習い侍女ちゃんは国外へポイーで
ラオリリたそ
(引用:http://hatokura.flipflops.jp/about)
可愛い上に強いとかありえん・・・
ホントのホントの最後に
FLIPFLOPsの新作TCGが出るらしいです。僕はゲムマに行けないので誰かかってきてくれ~~~~~