自宅サーバー環境構築について(その5)
録画サーバーの録画設定などについてのメモ
Chinachu
参考はこちら
Chinachuインストール手順(Ubuntu・Debian編) | 自分に負けないラボラトリー
Chinachuの設定は以上を見ていただければすべてわかるので割愛します。
自分の環境では東京で見られる地上波に加え、テレ玉・チバテレビ・JCOMチャンネルが見られる環境だったため、これらの物理チャンネルを探す必要がありました。
DebianとChinachuで、録画サーバーを再構築した話
こちらを参考に総当り式にすべてのチャンネルを録画することで、録画可能なチャンネルをすべて設定します。
ちなみに無効なチャンネル番号をconfig.jsonに設定するとEPG取得の際にエラーを起こしてまともに番組表をしてくれなくなったので注意が必要です。
ffmpeg
LinuxでFFmpegをほぼ全自動でビルドする(CentOS、Ubuntu等に対応) | 自分に負けないラボラトリー
導入法については以上を参照
エンコード設定などはこちらを参照してください。
エンコーディング・マジック・アワー - meryngii.neta
今はこちらのブログの設定をそのまま利用していますが、ゆくゆくはエンコード設定も自分で行いたいと考えています。
自動エンコード設定は
こちらのjsファイルを利用しています。このままだとエンコードが同時に制限なく行われてしまうのでシェルでロックファイルを作成して、同時にエンコードが行われないようにしております。
今のままだと不安定なので、エンコードのタスクをスタックして処理するスクリプトを組みたいなぁと思っています。
とりあえず録画鯖の大体の説明は終わったかな。
今後はいろんなメモとかバトガとかアニメのことをつぶやいていきます。
自宅サーバー環境構築について(その4)
長期連載の様相を呈してきた録画鯖記事、まだChinachuやエンコードの設定まで行っていませんが、今回はDLNAサーバー化について。
DLNAサーバー
僕自身よくわかってないのですが、とりあえずレコーダーやPS3など市販の製品からメディアにアクセスできるサーバーなんだと思います。
2/2 5分でよく分かる?DLNAとは? [ホームシアター] All About
これを使用することでPS3やPSvita、PSvitaTVからサーバーの録画ファイルにアクセスすることができるので、テレビに出力することができます。
特にPS3やPSvitaTVを利用することでTVに映像を出力できる環境を構築することに成功しました。
小型のメディアサーバー兼NASをたてる その5 〜メディアサーバー(DLNA)編〜 : 或る阿呆の記
ASCII.jp:NASになったHP MicroServerで動画も配信|MicroServerとSambaで作るオリジナルNAS
以上のサイトに従ってminidlnaをインストールし、起動するだけです。
これってよくわかってないんですけどセキュリティとか大丈夫なんですかね。
naspocket
PSvitaTVからサーバーにアクセスするために使用しているDLNAクライアントなのですが、動画の読み込み速度の問題なのか、内部のCPUの問題なのか、映像が音声に遅れます。
しばらくはPS3のみを使用する感じで行くと思いますが、PSvitaTVのほうが消費電力が少ないのでいつかはPSvitaTVでメディアを読み込みたいですね。
つぎこそChinachuについて記録するぞ!
自宅サーバー環境構築について(その3)
ここではサーバー周りのネットワーク構成とそれに利用したソフトの紹介します。
まず全体の構成を簡単に説明します。
サーバー内で録画データは一つのフォルダ(/mnt/sdb1/share)にまとめてあり、そのフォルダを幾つかのサービスで使うため所有権はnobody:nogroup、777にしています。
サーバー内で明示的にアクセスできるように設定しているのはSambaとWebDAVの設定ファイルだけです。
基本的には家庭ネットワークからはSambaを利用した接続、家庭外からはSSHを利用して接続しています。
Chinachuについては次回以降にまとめます。
Samba
Sambaの設定には主に下のサイトを参考にしました。
録画サーバ構築の前準備(Ubuntu・Debian編)、Chinachu・epgrec UNA対応 | 自分に負けないラボラトリー
Windowsファイルサーバー構築(Samba) - Fedoraで自宅サーバー構築
今現在PS3からアクセス出来ない状況なのでPS3からアクセスできるようにする必要があります。(テレビ画面への出力方法がそれ以外にあるならばコメントで教えて下さい)
SSH接続
SSH接続は以下のサイトを参考にしました。
Ubuntu 15.04 : SSHサーバー : パスワード認証 : Server World
鍵認証について少々苦労したことがあったのですが基本的にはこのサイトに従っています。
SSHクライアントはXshellとSFTP Net Drive Freeを使用しています。
Windows用高機能sshクライアント Xshell - Qiita
サーバー上のフォルダをSFTP接続でマウントする(Windows編) - The blog of H.Fujimoto
特にSFTPをドライブとしてマウントさせるSFTP Net Driveはめちゃくちゃ便利なのでWindowsユーザーは利用すべきです。(すでにみんな利用しているものだったらごめんなさい)
Xshellはダイナミックポートフォワーディング機能もあるため、localhost:8888をListenして、そこにプロキシを挿せばサーバーからアクセスしているようにブラウジングできるすぐれものです。
あとは必要はないのですかちょっとしたファイル交換とか用としてWinSCPを入れています。
WebDAV
WebDAV化はApache2のmod_davを利用しました。
DavへのアクセスにはSSL接続を利用しています。証明書は
プライベート認証局の証明書、サーバー証明書、クライアント証明書の作成方法について | レンタルサーバー・自宅サーバー設定・構築のヒント
この辺を参考にしました。
とりあえず今日は以上で。
自宅サーバー環境構築について(その2)
今回はChinachuを導入するための下準備について、自分がやったことをまとめていきます。
いちおうメモという形なのですが、ほとんどすべて下のブログのとおりにやっているのでそちらを参照したほうがいいと思います。(ていうかどのサイトの情報を参照したのかをメモするための記事なんで…)
録画サーバ構築の前準備(Ubuntu・Debian編)、Chinachu・epgrec UNA対応 | 自分に負けないラボラトリー
録画サーバー構築方法(Linux編) - JUNKWIKI(ジャンクウィキ)
OS
利用したOSはUbuntu14.04デスクトップ版LTS。理由は自分が録画鯖の構築の参考にした方(@meryngii)が利用していたことや電気電子工学科の貸与PCで触れたことがあったためです。
Ubuntu Desktop 日本語 Remixのダウンロード | Ubuntu Japanese Team
NTP
録画をするためにサーバーの時刻を合わせる必要があります。
ここではChronyを利用しました。
NTPサービスは自分の利用しているプロバイダのものを利用した。
もろもろのライブラリ、ドライバ
PT3とChinachuで手軽に録画サーバ - Aglona(アグロナ)
- arib25
- PT3
- recpt1
この辺りはすべて参考サイトをそのまま利用しました。だいたいここまでで1時間もかからずにできると思います。
サーバーPCにHDDをマウントする方法
実はHDDをマウントするのに手間取ったのでこれもメモしておきます。
HDDをフォーマットする - Ubuntu 14.04 LTS編
今使用しているHDDは一台だけなのですが、二台目をRAID用に購入してあるので今後RAIDを組むことも視野に入れています。
とりあえずきょうはこんなところで。
自宅サーバー環境構築について(その1)
新年が24日も過ぎてからですが新年のご挨拶
2016年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
録画サーバーについて
私のしばらく録画サーバーを構築すること夢見て調査などを行っていました。
理由はいくつかあるのですが、
- 現在の録画環境では2番組までしか録画ができないこと(nasne2台の場合、torneを使えば3番組)
- 録画した番組を家のネットワーク以外からアクセス出来ないこと(正確にはアプリを用いないとアクセス出来ない)
- PS3コントローラーが壊れていてnasneの操作が非常に面倒くさかった
といった理由が挙げられます。
そこで新年ということで心機一転、録画環境を整えることにしました。
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